第55号/特集 [古]
2017年6月10日発売
160頁(カラー112頁、モノクロ48頁)
あじろ綴じ・角背
600円(税別)
キーワードの漢字「古」
古を詠む 古川の晩夏愛しむらふそく屋
特集 「最古再考」
人形舞台:巨大な虹梁と亀甲梁の下300年続く人の情の物語(飯田市)
見付学校:席につけば歴史の授業が始まった(磐田市)
岩津発電所:龍神を黙らせた長距離送電の先駆(岡崎市)
郵便ポスト:稲荷詣での便りを届け続けて一世紀(豊川市)
家形土器:弥生時代の祈りと感謝の形(浜松市)
碁石茶:茶は南方の嘉木なり中国雲南省に始まる発酵茶(浜松市)
ピアノ:山葉洋琴二号 製造番号1010(飯田市)
古今集:いにしえの歌を手掛かりに高市黒人の足跡を辿る(西尾市)
古式一丁漬:熟れた旨味と酸味が朝な夕なに飯を呼ぶ(豊川市)
長篠古城趾駅:史跡最寄り駅誕生の知られざる事情(新城市)
古本屋:どこか懐かしい本に囲まれる喜び(浜松市)
世古・瀬古:かたや路地、こなた小字「せこ」は東三河に伝わる方言か(東三河)
当古:地名に残された街道の渡し場の面影(豊川市)
古漬:10年経っても梅干し界では若輩者
古木:流れ、化け、祀られハザードマップを裏付ける
人間模様[潮騒を聞きながら]
三遠南信産中津川育:中津川のあじめコショウ×舞阪のシラス
編集長の周辺:土・色・茶の湯 愛知県陶磁美術館ワークショップ
春夏秋冬叢書暦 他