第57号/特集 [女]
2017年12月10日発売
160頁
(カラー112頁、モノクロ48頁)
あじろ綴じ・角背
600円(税別)
キーワードの漢字「女」
女を詠む 長女来て深く足組む虫の闇
●特集 女人優先
早乙女:乙女に託した豊作への願い(浜松市)
織女:女性が支える昔ながらの繊維業(浜松市)
海女:大きな鮑に手が届く僅か20日も海次第(神島・三重県鳥羽市)
少女歌舞伎:豊川から全国へ輝いた幻の少女たち(豊川市)
女城主 椿姫:志を貫いた武門の女(浜松市)
女型土偶:縄文時代後期の息吹きを今に伝える小さなふっくら像(豊田市)
女人禁制:帝鎮講の森の掟は男だけが知っている(岡崎市)
●キーワード「女」
女體神社:誰が呼んだか名付けたか珍妙きわまる名の神社(田原市)
女河浦海水浴場:巡行船も停泊した浜名湖西岸のレジャースポット(湖西市)
乙女川:女と男の不思議な連鎖川の名に思いを馳せて(岡崎市)
植物図鑑「女花」:より良い子孫を残すため「半身」になった花たち
地名探訪「女通」:女性どころか誰も住んでいなかった(豊川市)
女を食べる「小女子」:小さな女子が晩酌の友 あゝ、罪深し
爺と婆の話「女狐の仕返し」:悪戯の報復をされたお坊様(豊川市)
●連載
人間模様:女でござる
三遠南信産群馬育:新城の老翁が丹精込めた 繭の行く先はシルク王国(新城市)
味岡伸太郎さんと文字のこと 祖父江慎
野草料理「薺」:薺ご飯・薺の水餃子
美術の綾:大田黒衣美さん それぞれの素材が物語る「暗示」と「予兆」
漫遊路線バス37:三ヶ日オレンジふれあいバス(総合福祉センター~大谷・大崎・尾奈 他)
編集長の周辺:トークセッション「味岡伸太郎と土と絵画」
春夏秋冬叢書暦 他